簡単な設定操作により、一台で新JIS K 6259-2004と旧JIS K 6259-1993に対応しています。完全クローズドシステムで、真のオゾン濃度試験を実現しました。
ISO 6452:2021適合の空気加熱方式
夏場閉め切って高温になる自動車内で、内装材(ゴム・プラスチック・繊維・皮革等)から揮発成分が発生し、外気との温度差によりフロントガラス内面等に付着し視界を妨げる現象(フォギング) を促進再現します。
外気の影響を受けない真のオゾン試験。
オゾンウェザーメーターはゴムを初めとし、プラスチック・繊維・デジタル写真等のオゾン劣化を促進試験するものです。
完全クローズドシステムで、真のオゾン濃度試験を実現しました。
自動車内装材の揮発成分による影響を試験。
自動車内装材(ゴム・プラスチック・皮革・繊維)が高熱になることで発生する揮発成分が、外気との温度差によりフロントガラス内面等に付着し視界を妨げる現象(フォギング) を促進再現します。試験片を入れた試験ビンの加熱方法は、WF-1 型はオイル加熱方式、WF-3型は空気加熱方式です。
外気の影響を受けない正確な熱老化試験を確立。
ギヤー老化試験機はゴム・プラスチック材料の寿命評価をする熱老化試験機です。熱老化試験にとって重要な空気置換率の設定は、操作が簡単なISO 188 推奨の流量計法を採用。
自動車部品への塵埃侵入を試験。
自動車のヘッドライトやウィンカ、スピードメータなどの計器類の車載部品、電気部品の塵埃に対する耐久性を試験します。塵埃は関東ローム層・ポルトランドセメント等の試験用ダスト(JIS Z 8901) を用います。DT-1F 型はJIS D 0207・D 5500 準拠の浮遊試験に対応。DT-2 型はSAE J575 準拠の浮遊試験に対応。DT-1CF 型はJIS D 0207 準拠の浮遊試験、気流試験に対応。
自動車部品への風雨等、侵入を試験。
自動車のヘッドライトやウィンカなどの車載部品が外部から風雨・水しぶきなどを受ける場合の耐水性・防水性を試験します。試料回転台の回転数、散水及び噴水の切替えが容易です。RA-1 型はSAE J575 TypeA 専用。RA-2 型はJIS D 0203 専用。RA-3 型はJIS D 0203 準拠の散水試験、噴水試験、SAE J575 TypeA 準拠の耐水試験に対応。試験槽温度や水槽温度をコントロールするタイプもあります。
飛石による、塗装キズを再現。
自動車の走行中、はねた石による塗装やブレーキチューブなどの損傷を再現する試験装置で、JASO M 104(日本自動車技術会規格) の飛石試験が可能な装置です。
お客様のご要望をお聞きし、常に新しい技術を取り入れながら、ご要望に合った製品を設計・製作します。
※掲載のいずれの試験機も、仕様のお打ち合わせが必要です。
高湿度下でのオゾン劣化試験。
広範囲な湿度条件下(50~95%RH@40℃)でのオゾン試験が可能で、高湿度下特有のオゾン劣化を再現します。
オゾン濃度範囲が低濃度(20~250pphm)のOMS-LNZ、高濃度(1~200ppm)まで試験可能なOMS-HNZがあります。
低温下でのオゾン劣化試験。
ゴムの寒冷地での亀裂発生要因として、水分の氷結、解氷、オゾン、ひずみ等が考えられています。本試験機は低温下(-20℃) でのオゾン劣化試験が可能です。
JIS K 6411対応の-30℃低温タイプもあります。
JEITA CP-3901Bに規定されているデジタルプリント画像の耐オゾン性を試験します。温度と湿度の制御が可能なタイプです。完全密閉された循環風路にNOx 処理用特殊フィルタを配したNOx 除去装置により、オゾン試験濃度5ppm時に槽内NO2濃度を10ppb未満に抑えます(PAT.)。
IEC 降塵試験用大型タイプ。
IEC 60068-2-68 に規定されているLb 降塵試験が可能で、塵埃を降下させます。試験前に温度湿度を調整します。床をスノコ状にすることにより、作業時のダスト再巻上げを防止し、槽壁洗浄ノズル装備で上部の清掃が容易です。
保護等級 (IPコード ) 判定の塵埃試験。
車載電装部品や携帯端末などの塵埃に対する耐久性を試験します。試料上部よりダストを降下させる方式で、試料内部の空気を吸引する装置を有し、試料に合わせた吸引量が調整可能です。試験する対象製品部品により、各種試験槽の大きさがあります。
試料が回転し複数個の試料に均一の試験が可能です。試料通電装置により試料を使用状態で試験することができます。
中型:試料角度を変えることにより、試料の使用状況を再現。ダスト回収箱はキャスター付で移動容易。
大型:回収槽に回収されたダストは自動でダスト投入装置に送られて、循環使用。ダストを自動で循環するので、長期にわたる試験が可能。ダストモニタでダスト濃度確認可能。水冷式循環ダクトにより、温度上昇を防止。
保護等級 (IPコード ) 判定の耐水試験が行えます。
車載電装部品や携帯端末などの防水性能を試験します。IP 保護等級によって、オシレーティングチューブ試験、防滴試験、高圧噴射試験など、各種IEC・ISO・DIN・JIS 試験に対応しています。製作時に予めご指定願います。
JIS C 0920:2003に規定されている水に対する保護等級IPX3・4・5・6試験が可能です。オシレーティング試験の動作は自動可動式です。大型試料に対応したオシレーティングチューブの許容最大半径は1,600mmで、R(半径)200・400・600・800・1,000・1,200・1,600mmの8本を付属し、試料サイズに合わせて交換します。
JASO M 104の他にSAE J400、ISO 20567-1 Test Method Bの飛石試験を行うことができます。LV 124(ドイツ自動車業界規格) Part2 M-02の飛石試験にも対応しています。