摩擦に対する染色堅ろう度を試験
摩擦試験機とは・・・
染色された繊維製品の摩擦への抵抗性(染色堅ろう度)を判定するための試験機です。試料を一定荷重で摩擦した摩擦用白綿布の色移り(汚染)の具合から評価します。 |
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白綿布で試料を擦り、色移りを確認します(動画では試料として青い布を使用)。
試験前の白綿布(左)と試験後の白綿布(右)の一例
白綿布をワンタッチで確実に固定
摩擦子に白綿布を固定する方法にマグネットを採用(登録意匠・登録新案)。常に均一な力で白綿布を固定することができます。バネ式と比較して白綿布の交換時に力が要らず指を痛めません。
業界最薄の試験片台
試験片台の高さは約6.5cm。椅子に座ったままでも、立ち仕事用の作業台に置いても、無理なく使えるようになりました(登録新案)。
作業しやすくなった本体デザイン
従来機のお客様に聞き取り調査を行い、より使いやすくなるようにデザインを改良しました(登録意匠)。
制御盤と試験片台の位置を見直し、装置の正面に集約しました。
摩擦子を斜めに固定することで手が届きやすくなりました。
試験片や白綿布を置けるスペースを本体上部に用意しました。
代表的な対応試験規格
JIS L 0849 Ⅱ形 / JIS K 6559-2 / ISO 105-X19