食品において商品価値を決めるものとして、味が一番重要であるが、そのほかに香り、食感などいろいろな要素がある。中でも見た目がおいしそうであるということは、消費者が食品を選ぶ際に非常に重要な決め手となる。その食品の見た目を左右する色や質感を評価することは、商品開発や研究の分野で不可欠であり、様々な食品に弊社の光学機器が使用されている。
本稿では、実際に弊社の光学機器を用いて評価した食品の事例を挙げ、製品の出荷や商品開発の分野でどのように活用されているかを紹介する。
(ジャパンフードサイエンス 8月号 vol.50 2011)