題目:
精度と再現性に優れた摩耗試験方法と国際標準化
筆者:
スガ試験機株式会社 須賀茂雄、○片野邦夫、山形大学 松山祐樹氏、栗山卓氏(〇:発表者)
内容:
砥粒や研磨シートを用いる多くの耐摩耗性試験において、精度向上を図る上での共通の技術課題は、試験中に砥粒間に残存する摩耗粉や鈍化した砥粒を除去し、砥粒の再供給を行う機構を、試験機として実現することである。
ISO/DIS 20329 Plastics – Determination of abrasive wear resistance by sliding frictionとして開発中の試験方法が、そのような技術課題を解決したことを示すとともに、ISO規格発行へ向けて精度データ取得のためのラウンドロビン試験に着手したことを報告した。
書名 :成形加工シンポジア’19(一般社団法人プラスチック成形加工学会)
発行年月:2019年11月