題目:
促進耐候性試験の理論と実際
筆者:
スガ試験機株式会社 須賀茂雄 片野邦夫
内容:
高分子材料を用いた工業製品において耐候性は重要な耐久性能の一つである。耐候性試験には大きくは屋外暴露試験と人工光源を用いた試験機にて行う促進耐候性試験がある。
再現性をもって試験を行い互換性のあるデータを得るには、環境因子を太陽光、温湿度、水分など主要なものに絞って試験条件として標準化し、制御可能な人工のストレスにて試験を行うことが必要である。
本稿では、促進耐候性試験の原理、試験機の基本構造や太陽光を模擬するための各種光源の特長、どのような要素が標準化され、再現性の向上にはなにが必要か、試験機運用の注意点などについて述べている。
書名 :添加剤による高分子材料の高機能化
出版社 :(株)シーエムシー出版
発行年月:2020年11月